特急北斗で札幌から函館へ向かうとき、「グリーン車と普通車指定席は何が違うの?」「料金が高くてもグリーン車を選ぶ価値はある?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
移動時間が長めだからこそ、座席の広さや静かさ、景色の楽しみやすさまで、自分の旅に合う席を選びたいですよね。
この記事では、特急北斗のグリーン車と普通車指定席について、座席配置・快適さ・料金の目安をわかりやすく比較します。
特急北斗は全車指定席のため、予約前に知っておきたい号車や設備、車窓を楽しみやすい座席選びのポイントも紹介します。
少しの差額で旅の過ごし方がどう変わるのかを確認して、納得できる座席を選んでみてください。
この記事でわかること
- 特急北斗のグリーン車と普通車指定席の座席配置・快適さの違い
- 札幌―函館間を含む主要区間の料金差の目安
- グリーン車と普通車指定席がそれぞれ向いている人
- 全車指定席の予約方法や、景色を楽しむための座席選び
特急北斗のグリーン車と普通車指定席は座席の広さ・配置・快適さが異なる

特急北斗のグリーン車と普通車指定席では、1列あたりの座席数、座席まわりのゆとり、シートのつくりに違いがあります。
グリーン車は少ない座席数でゆったり配置されているため、周囲との間隔を保ちながら落ち着いて過ごしやすいのが特徴です。
一方、普通車指定席もリクライニング機能を備えた座席で、北海道内の移動を快適に楽しめるようにつくられています。
グリーン車は1列3席、普通車指定席は1列4席が基本
座席配置の大きな違いは、通路を挟んだ1列の座席数です。
グリーン車は2席+1席の1列3席で、普通車指定席は2席+2席の1列4席が基本となっています。
1列の座席数が少ないグリーン車は、ひとつひとつの座席にゆとりを持たせやすく、隣の人との距離が近くなりすぎにくい配置です。
| 項目 | グリーン車 | 普通車指定席 |
|---|---|---|
| 基本の座席配置 | 2席+1席 | 2席+2席 |
| 1人で座る席 | あり | 基本的になし |
| 隣席との距離感 | ゆとりを感じやすい | 標準的 |
| 向いている過ごし方 | 静かに休む・自分の空間を保つ | 家族や友人と並んで過ごす |
とくにグリーン車の1人掛け席は、知らない人と隣り合わせになることをできるだけ避けたいときに便利です。
荷物を足元やひざ元に置きながら過ごしたい場合にも、横方向の圧迫感を覚えにくいでしょう。
普通車指定席は2人並びの席が中心なので、同行者と会話をしたり、並んで座ったりしやすい点が魅力です。
ただし、座席の位置や混雑状況によって感じ方は変わるため、配置だけで快適さが決まるわけではありません。
座席幅と前後間隔はグリーン車のほうがゆったり
グリーン車は普通車指定席に比べて、座席の幅と前後の間隔に余裕を持たせた設計です。
座ったときに肩まわりが窮屈になりにくく、前の座席との距離にもゆとりを感じやすいため、長めの乗車時間でも姿勢を変えやすくなります。
前の人が座席を倒した際にも、普通車指定席より足元の空間を確保しやすい傾向があります。
そのため、車内で読書をしたり、軽く休んだり、手荷物を整えたりする場面では、グリーン車の広さが使いやすさにつながります。
- 足を少し伸ばして座りたいとき
- 厚手の上着を着たままでも窮屈さを抑えたいとき
- 隣の席との距離をできるだけ確保したいとき
- 座席を倒して休む時間を大切にしたいとき
普通車指定席も、一般的な特急列車の指定席として必要なスペースは確保されています。
短時間の移動はもちろん、同行者と隣同士で座る旅なら、普通車指定席でも十分に過ごしやすいと感じる人は多いでしょう。
一方で、体格やその日の荷物の量によっては、横幅と足元の余裕が快適さの差として表れやすい部分です。
座席の素材や可動式枕など座り心地にも違いがある
グリーン車は、普通車指定席よりも上質感のある座席素材が使われ、ゆったり座りやすい仕様になっています。
背もたれや座面は体を支えやすいつくりで、長く座るときの負担感に配慮されているのが特徴です。
また、グリーン車の座席には、頭の位置に合わせやすい可動式の枕が備わっています。
首や頭を支える位置を調整しやすいため、うたた寝をしたいときや、背もたれにゆっくり体を預けたいときに役立ちます。
普通車指定席にもリクライニング機能があり、移動中に姿勢を変えながら過ごせます。
グリーン車ほどの座席まわりの広さや素材感ではないものの、実用的で清潔感のある座席として利用しやすいでしょう。
座り心地を比べるときは、リクライニングできるかどうかだけでなく、肩まわり・ひざまわり・頭を支える部分まで確認すると違いをイメージしやすくなります。
特急北斗では、移動時間をただ座って過ごすだけでなく、どのくらい自分のペースでくつろぎたいかによって、座席の快適さの感じ方が変わります。
グリーン車は普通車指定席より料金が高く、利用区間によって差額が変わる

特急北斗のグリーン車は、普通車指定席よりも料金が高くなりますが、差額は乗車する距離によって変わります。
たとえば札幌―函館間では、通常期の大人片道で普通車指定席とグリーン車の差額は2,770円が目安です。
料金を見るときは、座席にかかる料金だけでなく、乗車券を含めた合計額で比べると予算を考えやすいでしょう。
札幌―函館間を含む主要区間の料金比較
特急北斗の料金は、基本となる乗車券と、利用する座席に応じた料金を合わせて計算します。
グリーン車への変更による差額は、短い区間よりも長い区間のほうが大きくなる仕組みです。
| 主な区間 | 距離の目安 | 普通車指定席からグリーン車へ変更する差額の目安 |
|---|---|---|
| 札幌―苫小牧 | 約71キロ | 約1,340円 |
| 札幌―東室蘭 | 約130キロ | 約1,600円 |
| 札幌―函館 | 約319キロ | 約2,770円 |
| 札幌―新函館北斗 | 約301キロ | 約2,770円 |
札幌―函館間を通常期の大人片道で利用する場合、普通車指定席は8,890円、グリーン車は11,660円が目安です。
内訳は、どちらも乗車券が5,940円で、普通車指定席用の特急料金が2,950円、グリーン車用の料金が5,720円となります。
札幌―函館間のような長距離では、グリーン車にすると合計額が1万円を超えるため、移動時間や旅全体の予算に合わせて選ぶことが大切です。
なお、料金は通常期の例であり、利用日や発売されるきっぷの種類、料金改定などによって変わることがあります。
子ども料金や各種の割引商品を利用する場合も計算が異なるため、購入前に公式の案内や予約画面で合計額を確認すると安心です。
普通車指定席は乗車券と指定席特急券が必要
普通車指定席を利用する場合は、乗車券と指定席特急券が必要です。
乗車券は札幌から函館までといった移動区間に必要な料金で、指定席特急券は特急北斗の決められた座席に座るための料金です。
- 乗車券:利用区間を移動するためのきっぷ
- 指定席特急券:特急北斗の普通車指定席を利用するためのきっぷ
特急北斗は全車指定席の列車なので、普通車を選ぶ場合でも座席指定を含む特急券を用意します。
窓側や通路側、同行者との並び席などを希望するときは、購入時に空席状況を見ながら指定しましょう。
グリーン車は乗車券・特急券・グリーン券が必要
グリーン車を利用する場合は、乗車券に加えて、特急料金とグリーン料金が必要です。
きっぷの考え方としては「乗車券・特急券・グリーン券」の3つの要素がありますが、購入時にはグリーン車用の特急券としてまとめて発券されることがあります。
- 乗車券:乗る区間の基本料金
- 特急券:特急北斗を利用するための料金
- グリーン券:グリーン車の座席を利用するための料金
普通車指定席からグリーン車へ変える場合、乗車券が二重に必要になるわけではありません。
すでに乗車券を持っているなら、基本的には座席に関する料金の違いを追加する形で考えられます。
ただし、変更や払い戻しには条件や手数料がかかる場合があるため、予定が決まってから購入する場合は内容を確認しておくとよいでしょう。
長時間の移動や静かさを重視するならグリーン車を選ぶ価値がある

札幌―函館間のように移動時間が長い区間では、到着後の予定に余裕を持ちたい人や、車内でゆったり過ごしたい人にグリーン車が向いています。
一方で、移動費を抑えたい場合や、乗車中は景色・読書・睡眠などを楽しむ予定なら、普通車指定席でも十分に快適な旅をしやすいでしょう。
どちらがよいかは「座席にいる時間をどう使いたいか」と「旅全体で何を優先したいか」で選ぶのがおすすめです。
札幌―函館間の移動でグリーン車が向いている人
札幌―函館間は特急北斗で長時間を過ごすため、移動そのものの快適さを大切にしたい場合はグリーン車を選ぶ満足感が高まりやすいです。
特に、観光や仕事などで到着後にも予定があるなら、移動中にしっかり休める環境を選んでおくと安心です。
グリーン車は普通車指定席よりも落ち着いた雰囲気になりやすく、周囲との距離感を保ちながら過ごしたいときにも選択肢になります。
ただし、車内の感じ方は乗車日の混雑状況や周囲の利用者によって変わるため、静かさが必ず約束されるわけではありません。
| こんな人 | グリーン車を検討しやすい理由 |
|---|---|
| 長時間座っていることに疲れを感じやすい人 | 移動中の負担をできるだけ抑えたいと考えやすいため |
| 到着後すぐ観光や予定がある人 | 車内で休息を取り、気持ちを整えて到着したいため |
| 1人で読書や作業に集中したい人 | 周囲を気にしすぎず、自分の時間を過ごしたいため |
| 旅行の特別感を大切にしたい人 | 移動時間も旅の思い出として楽しみやすいため |
記念日旅行や、久しぶりの北海道旅行などでは、移動時間を少し贅沢に楽しみたい場合にもグリーン車はなじみます。
反対に、短い区間だけ乗る場合や、車内で長く眠る予定の場合は、グリーン車の良さを感じる時間が少なくなることもあります。
費用を抑えたいなら普通車指定席でも過ごしやすい
旅費を宿泊・食事・観光に回したいなら、普通車指定席を選ぶのが現実的です。
特急北斗の普通車指定席は座る場所があらかじめ決まっているため、乗車前から席を確保した状態で移動できます。
同行者と並んで座りたい場合や、窓側・通路側の希望がある場合にも、早めに座席を選んでおくと旅の予定を立てやすくなります。
普通車指定席でも、荷物を整え、飲み物や軽食を用意しておけば、長い移動時間を心地よく過ごせるでしょう。
- 宿泊や食事に予算を使いたい
- グループで気軽に会話しながら移動したい
- 車内では景色や睡眠を楽しめればよい
- 乗車時間の一部だけでなく、旅行全体の費用を優先したい
こうした場合は、普通車指定席を選んで早めに希望の席を押さえるほうが、満足度につながることがあります。
グリーン車か普通車指定席かで迷ったら、片道だけグリーン車にする方法もあります。
たとえば、行きは観光に備えてゆっくり過ごし、帰りは費用を抑えるという選び方なら、快適さと予算のバランスを取りやすいです。
1人旅や子連れ旅行に合う座席の選び方
1人旅では、静かに過ごしたいのか、景色を楽しみたいのかによって、グリーン車と普通車指定席の選び方が変わります。
読書や休息を優先するならグリーン車を候補にしつつ、費用を抑えたいなら普通車指定席の窓側や通路側を好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
途中で席を立つことが多そうな場合は、通路側を選ぶと周囲に声をかける回数を減らしやすくなります。
子連れ旅行では、料金だけでなく、お子さんの年齢や移動中の過ごし方を考えることが大切です。
親子で並んで座れる席を早めに確保しておくと、飲み物を渡したり、荷物を確認したりしやすくなります。
小さなお子さんと一緒で、周囲への気遣いが心配な場合は、出入口付近を避けるかどうかも含めて、家族が落ち着きやすい場所を考えると安心です。
ただし、どの座席でも周囲の利用者への配慮は必要なので、お子さんが過ごしやすい飲み物や小さな遊び道具などを準備しておくと役立ちます。
1人旅でも子連れ旅行でも、希望する位置の席は埋まりやすいことがあります。
乗車日と時間が決まったら、できるだけ早めに座席を選ぶことが、特急北斗で快適に過ごすためのポイントです。
特急北斗は全車指定席で自由席はない

特急北斗には自由席がなく、すべての座席が指定席です。
乗車する際は、あらかじめ座席を指定したきっぷを用意するか、座席未指定券のルールを確認して利用する必要があります。
「当日に駅へ行けば自由席に座れる」と考えていると戸惑いやすいため、旅行の予定が決まったら早めに座席を確保しておくと安心です。
2024年3月16日から全車指定席に変更
特急北斗は、2024年3月16日のダイヤ改正から全車指定席になりました。
以前のように自由席車両へ乗り、空いている席を探す利用方法は基本的にできません。
これは、利用者が事前に座席を選びやすくし、車内の混雑を分かりやすくするための変更です。
特に札幌駅や新函館北斗駅などから乗車する場合は、ホームで自由席の号車を探す必要はありません。
ただし、特急北斗に乗るには乗車券に加えて特急券が必要であり、指定席特急券または座席未指定券を利用する形になります。
| 項目 | 現在の特急北斗 |
|---|---|
| 自由席 | 設定なし |
| 基本の利用方法 | 乗車前に座席を指定したきっぷで乗車する |
| 座席を指定していない場合 | 座席未指定券のルールに沿って利用する |
なお、「全車指定席」はグリーン車だけではなく、普通車も含めた列車全体の扱いです。
普通車に乗る予定でも、自由席特急券だけで利用することはできない点を覚えておきましょう。
乗車前に座席指定を受けるのが基本
特急北斗を利用するなら、乗車前に座席番号まで決めておくのがもっとも分かりやすい方法です。
座席が決まっていれば、乗車後に空席を探したり、ほかの利用者が来て席を移ったりする心配を減らせます。
複数人で移動する場合も、隣同士の席をまとめて指定できれば、乗車してすぐに落ち着きやすくなります。
- 乗る列車の時刻と乗車区間を確認する
- 普通車またはグリーン車を選ぶ
- 希望があれば窓側・通路側などの座席位置を選ぶ
- きっぷに記載された号車と座席番号を確認してから乗車する
座席の指定は、列車の出発時刻や空席状況によって希望どおりに選べないことがあります。
週末、連休、観光シーズンは希望の時間帯が埋まりやすいため、予定が固まった時点で手配するのがおすすめです。
予定変更の可能性があるときは、購入するきっぷの変更・払い戻し条件も事前に確認しておくと慌てにくいです。
座席未指定券を利用するときの注意点
座席未指定券は、乗車する列車や座席を購入時に決めずに利用できるきっぷです。
ただし、自由席に座れるきっぷではないため、座れる席が必ず確保されるわけではありません。
乗車前に座席指定を受けられる場合は、できるだけ指定を済ませてから乗るほうが安心です。
座席未指定券のまま乗車する場合は、普通車指定席のうち空いている席を利用します。
その席に指定を受けた利用者が来たときは、席を譲って移動する必要があります。
混雑している列車では空席が見つからず、立って移動する可能性もあるため、長時間の乗車では特に注意が必要です。
| 確認したいこと | 座席未指定券でのポイント |
|---|---|
| 利用できる座席 | 空いている普通車指定席を利用する |
| 座席の保証 | 座席番号が指定されるまで保証されない |
| ほかの利用者が来た場合 | 指定を受けた利用者へ席を譲る |
| 安心して乗る方法 | 乗車前に空席があれば座席指定を受ける |
座席未指定券は、急に移動することになったときなどに便利な場合があります。
一方で、確実に座って過ごしたい日や、同行者と並んで座りたいときには、最初から座席を指定しておくほうが向いています。
特急北斗では自由席という選択肢がないからこそ、「座席を確保したいか」「予定を柔軟にしたいか」を考えてきっぷを選ぶことが大切です。
特急北斗はキハ261系1000代で運行され、グリーン車と普通車指定席の号車が分かれている

特急北斗は、キハ261系1000代を中心に運行されており、グリーン車と普通車指定席は利用する号車が分かれています。
基本的には1号車がグリーン車、2号車から5号車が普通車指定席です。
乗車前に号車を確認しておくと、駅のホームで並ぶ位置を決めやすく、落ち着いて乗車できます。
| 号車 | 座席の種類 | 主な座席配置 |
|---|---|---|
| 1号車 | グリーン車 | 2列+1列 |
| 2号車〜5号車 | 普通車指定席 | 2列+2列 |
グリーン車の号車と座席配置
特急北斗のグリーン車は、通常は編成の先頭側にあたる1号車にあります。
座席は通路を挟んで2席と1席が並ぶ2列+1列の配置で、ひとりで乗る場合は1人掛け側を選べるのが特徴です。
2人で並んで座りたいときは2人掛け側、周囲との間隔を意識したいときは1人掛け側というように、人数や過ごし方に合わせて席を選びやすくなっています。
グリーン車の座席番号は、座席表で確認すると配置をイメージしやすいです。
とくに1人掛け席を希望する場合は、予約画面の座席表で通路の片側が1席だけになっている列を確認して選ぶとわかりやすいでしょう。
ただし、座席の向きや細かな番号の並び方は列車によって確認しながら選ぶことが大切です。
普通車指定席の号車と座席配置
普通車指定席は、基本的に2号車から5号車に設定されています。
座席は通路を挟んで2席ずつが並ぶ2列+2列の配置です。
同行者と並んで座る場合には、2人掛けの席を選ぶと会話もしやすく、荷物の管理もしやすくなります。
一方で、ひとりで利用するときは、通路側か窓側かによって出入りのしやすさが変わります。
乗り降りの予定がある場合は通路側、移動中に席を立つ回数を少なくしたい場合は窓側を候補にすると選びやすいです。
普通車指定席の号車は複数あるため、予約時には座席番号だけでなく、何号車に乗るのかも一緒に見ておくと安心です。
- 1号車:グリーン車
- 2号車〜5号車:普通車指定席
- グリーン車:1人掛け席と2人掛け席がある配置
- 普通車指定席:2人掛け席が左右に並ぶ配置
編成や車両が変更される場合の確認方法
特急北斗は基本の号車構成がありますが、運行日や車両の運用状況などにより、編成が変更される可能性があります。
そのため、いつもの号車配置を前提にせず、利用する列車の情報を出発前に確認することが大切です。
確認するときは、予約時に表示される座席表や予約内容のほか、JR北海道の公式サイトにある列車情報・運行情報をチェックしましょう。
駅から乗る場合は、ホームにある乗車位置案内や電光掲示板も参考になります。
とくに複数人で別々に予約したときは、号車が離れていないかを事前に見直しておくと、当日に探す手間を減らせます。
予約後に車両変更があった場合は、座席番号や号車が変わることもあるため、出発日が近づいたら予約内容をもう一度確認しておくと安心です。
コンセントやテーブルなどの設備は座席と車両によって異なる

特急北斗では、グリーン車と普通車指定席でテーブルや電源設備の使いやすさに違いがあります。
とくにスマートフォンやパソコンを使いたい場合は、コンセントが利用できる座席かどうかを予約前に確認することが大切です。
設備は車両の更新状況や座席位置によって異なることがあるため、乗車する列車の案内もあわせて確認しましょう。
グリーン車で利用できる主な設備
グリーン車は、移動中に食事をしたり、仕事をしたりする場面を考えて、座席まわりの設備が整えられています。
テーブルは飲み物や軽食を置くだけでなく、タブレット端末や小型のパソコンを使うときにも便利です。
ただし、テーブルの形状や出し方は座席によって異なるため、乗車後に無理に引き出さず、案内表示を見ながら扱うと安心です。
| 設備 | 主な使い方 | 利用時のポイント |
|---|---|---|
| テーブル | 食事・飲み物・端末の置き場所 | 通路側へ大きく広げないようにする |
| 電源設備 | スマートフォンなどの充電 | 座席ごとの設置状況を確認する |
| 読書灯などの座席まわりの設備 | 手元を明るくして読書をする | 周囲が休んでいる時間帯は配慮する |
| 荷物を置くスペース | 手荷物の整理 | 通路や出入口をふさがないようにする |
グリーン車でも、すべての座席で同じように電源を使えるとは限りません。
窓側・通路側や車両の仕様によって、コンセントの位置や利用しやすさが変わる場合があります。
長時間の移動で充電が心配なときは、コンセントだけに頼らず、事前に端末を充電しておくと落ち着いて過ごせます。
普通車指定席で利用できる主な設備
普通車指定席には、移動中に必要な基本設備としてテーブルや荷物棚などが備えられています。
前の座席の背面にあるテーブルは、駅弁や飲み物を置いたり、スマートフォンを一時的に置いたりするときに役立ちます。
テーブルを使わないときは収納しておくと、乗り降りや足元の移動がしやすくなります。
- 座席背面などにあるテーブル
- 座席上部の荷物棚
- 小物を入れられる座席まわりの収納部分
- 車両内の案内表示や空調設備
普通車指定席では、電源設備の有無や位置が座席によって異なることがあります。
そのため、充電を優先したい場合は、予約画面の座席表や車両設備の案内を確認してから席を選ぶ方法がおすすめです。
大きな荷物は荷物棚に載せられますが、重い荷物を無理に持ち上げる必要はありません。
不安なときは、足元に置ける大きさにまとめるか、駅係員などに相談しながら安全に扱いましょう。
車内Wi-Fiや電源設備は予約前に最新情報を確認
車内Wi-Fiやコンセントは便利な設備ですが、利用できる列車、車両、座席、運行区間によって条件が変わる可能性があります。
Wi-Fiが利用できる場合でも、山間部やトンネルの通過中などは通信が安定しにくいことがあります。
動画の視聴や大容量のデータ送受信を予定している場合は、車内通信だけを前提にせず、必要なデータをあらかじめ端末に保存しておくと安心です。
- JR北海道の公式サイトで対象列車と設備案内を確認する
- 予約画面で座席ごとの設備表示を確認する
- 充電が必要な端末は出発前に満充電にしておく
- 必要に応じてモバイルバッテリーも用意する
設備の案内は更新されることがあるため、以前利用したときの情報だけで判断しないことが大切です。
出発日が近づいたら、予約内容と列車の最新案内をもう一度見直しましょう。
景色を楽しむなら進行方向と海・山の位置を確認して座席を選ぶ

特急北斗で車窓を楽しみたいなら、内浦湾が見える海側と、駒ヶ岳が見えやすい山側を意識して座席を選ぶのがおすすめです。
海と山は進行方向によって左右が入れ替わるため、札幌方面・函館方面のどちらへ乗るかを確認してから予約しましょう。
同じ側の座席でも窓枠の位置やデッキまでの距離で見え方が変わるため、座席表を見ながら選ぶと旅の満足度を高めやすくなります。
内浦湾の海が見やすい座席側
函館~長万部間では、内浦湾に沿って走る区間があり、天気がよい日には広がる海を眺めながら移動できます。
内浦湾を見やすいのは、函館方面では進行方向右側、札幌方面では進行方向左側の座席です。
海が近くに感じられる場所もあれば、木々や建物の向こうに見える場所もあるため、ずっと同じ景色が続くわけではありません。
| 行き先 | 内浦湾を見やすい座席側 | 景色を楽しめる主な区間 |
|---|---|---|
| 函館方面 | 進行方向右側 | 長万部~森~函館周辺 |
| 札幌方面 | 進行方向左側 | 函館周辺~森~長万部 |
予約画面では座席番号だけで海側を判断せず、列車の進行方向が表示された座席表で確認することが大切です。
車両の向きや運転上の都合によって案内が変わる場合もあるため、予約時には最新の座席表を見て選びましょう。
駒ヶ岳の景色を楽しみやすい座席側
大沼公園や森付近を通過する際は、北海道らしい雄大な駒ヶ岳の姿を見られることがあります。
駒ヶ岳を眺めやすいのは海側と反対で、函館方面では進行方向左側、札幌方面では進行方向右側です。
特に空気が澄んだ日には山の輪郭が見えやすく、季節によって新緑、紅葉、雪景色など異なる雰囲気を楽しめます。
- 函館方面では、進行方向左側を選ぶと駒ヶ岳側を見やすくなります。
- 札幌方面では、進行方向右側を選ぶと駒ヶ岳側を見やすくなります。
- 雲が低い日や雨の日は、山頂付近が見えにくいことがあります。
- 日没後の時間帯は車窓の景色を楽しみにくくなるため、通過時刻も確認すると安心です。
駒ヶ岳が見える時間は限られるため、山側の席を選んだ場合でも、通過が近づいたら荷物や飲み物を整えて窓の外を見やすくしておくとよいでしょう。
日差しの向きによっては窓に車内が映り込むこともあるので、写真を撮りたいときはカーテンや照明の反射にも少し気を配るときれいに残しやすくなります。
窓枠やデッキからの距離も座席選びのポイント
海側・山側を選んでも、座る位置によっては窓枠が視界に入り、景色が少し見えにくく感じることがあります。
窓の中央に近い座席を選べると、写真を撮るときや長く外を眺めたいときに視界を確保しやすくなります。
座席表に窓の位置までは表示されない場合もあるため、気になる場合は車両の座席配置図や利用者の写真などを参考にする方法があります。
| 確認したいポイント | 座席選びの目安 |
|---|---|
| 窓枠の位置 | 窓の中央付近に座れる位置を選ぶと、横方向の景色を見やすくなります。 |
| デッキからの距離 | 人の出入りが気になる場合は、デッキに近すぎない位置を候補にするとよいでしょう。 |
| トイレや乗降口の位置 | 移動する人の通行が気になる場合は、車両中央寄りの座席も検討できます。 |
| 日差しの向き | 時間帯によってまぶしさが変わるため、景色と日差しの両方を考えて選びます。 |
景色を優先するなら、予約後に座席変更が可能なうちに座席表を見直し、海側か山側かをもう一度確認するのがおすすめです。
ただし、見える景色は天候、季節、時間帯、沿線の状況によって変わるため、「どちら側でも北海道らしい車窓を楽しめる」くらいの気持ちで乗ると、移動時間をより心地よく過ごせます。
特急北斗はえきねっとや指定席券売機などで予約できる

特急北斗のグリーン車・普通車指定席は、えきねっと、駅の指定席券売機、みどりの窓口などで予約・購入できます。
出発日や時間が決まっているなら、座席の空き状況を確認しやすいえきねっとを使うと、希望に近い条件で選びやすくて便利です。
一方で、紙のきっぷを受け取りたい場合や、操作に不安がある場合は、駅の指定席券売機や窓口を利用すると安心です。
えきねっとでグリーン車と普通車指定席を予約する方法
えきねっとでは、乗車駅・降車駅・利用日・時間帯を入力し、検索結果から特急北斗を選んで予約を進めます。
列車を選んだあとは、グリーン車または普通車指定席を指定し、空席がある場合は座席表から希望の位置を選べることがあります。
予約画面では、乗車する列車名、出発時刻、到着時刻、利用日を最後にもう一度確認しておくと、予約間違いを防ぎやすくなります。
- えきねっとにログインし、乗車駅・降車駅・利用日を入力します。
- 検索結果から希望する特急北斗を選びます。
- グリーン車または普通車指定席を選択します。
- 座席表が表示される場合は、空いている座席から希望の席を選びます。
- 利用内容と受取方法を確認し、案内に沿って予約を完了します。
えきねっとで予約したきっぷは、受取可能な駅の指定席券売機などで受け取る方法が一般的です。
受取駅や受取期限、必要な情報は予約内容によって異なるため、予約完了後の案内を保存しておくとスムーズです。
座席を選択できるタイミングや対象列車は、予約状況によって変わることがあります。
希望する席が埋まっているときは、前後の列車や時間帯を変えて検索すると、選択肢が見つかる場合があります。
チケットレスサービスの対象区間と利用方法
特急北斗では、えきねっとで在来線のチケットレス特急券が設定される区間・列車であれば、紙の特急券を受け取らずに利用できる場合があります。
ただし、チケットレスサービスはすべての区間・設備・列車で利用できるとは限らないため、予約画面で対象表示を確認することが大切です。
特急北斗の利用では、札幌~函館間をはじめ、乗車する区間や選ぶ設備によって取扱条件が異なることがあります。
| 確認する項目 | チェックしたい内容 |
|---|---|
| 対象列車 | 利用したい特急北斗がチケットレス商品の対象として表示されるか確認します。 |
| 対象設備 | 普通車指定席とグリーン車で取扱いが異なる場合があるため、設備の表示を確認します。 |
| 乗車券 | チケットレス特急券とは別に、乗車券が必要になる場合があります。 |
| 利用時の案内 | 予約完了後に表示される利用方法や、車内で確認が必要な情報を確認します。 |
チケットレス特急券は、特急に乗るための料金部分を対象とした商品として案内されることがあるため、乗車券まで不要とは限りません。
交通系ICカードで乗車する場合も、利用できるエリアや乗車区間には条件があるため、出発前に確認しておくと安心です。
紙のきっぷが必要な利用方法を選んだ場合は、乗車前に指定席券売機などで忘れずに受け取ります。
割引商品は発売条件や変更・払い戻し条件を確認
えきねっとには、列車や区間によって割引商品が設定されることがあります。
通常の商品よりお得に見える場合でも、発売期間、購入期限、対象列車、変更できる回数などが決められていることがあります。
予定が変わる可能性がある場合は、予約を確定する前に変更・払い戻しの条件を確認しておくと安心です。
- 利用できる列車と区間が希望の行程に合っているか確認します。
- 購入できる期限が出発日より前に設定されていないか確認します。
- 座席変更が可能か、変更時に条件が変わるかを確認します。
- 払い戻しの際に手数料や期限があるかを確認します。
- 乗車券と特急券の両方が含まれる商品かを確認します。
割引商品の内容やチケットレスサービスの対象条件は、時期によって見直されることがあります。
予約する際は、えきねっとの予約画面やJR北海道の案内で最新の条件を確認し、自分の予定に合う方法を選ぶのがおすすめです。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- 特急北斗のグリーン車は2列+1列、普通車指定席は2列+2列配置で、グリーン車のほうがゆとりがあります。
- グリーン車は普通車指定席より料金が高く、差額は利用区間によって変わります。
- 札幌~函館間のような長時間移動で、静かさや座席の快適さを重視するならグリーン車が向いています。
- 移動費を抑えたい場合や、景色・読書・睡眠を楽しむ旅なら普通車指定席も選びやすいです。
- 特急北斗は全車指定席のため、乗車前に座席を確保しておくと安心です。
- 基本的に1号車がグリーン車、2~5号車が普通車指定席です。
- コンセントやテーブルなどの設備は、座席や車両によって異なるため予約時に確認しましょう。
- 海や山の景色を楽しみたいときは、進行方向と座席の左右を確認して選ぶのがおすすめです。
- 予約はえきねっと、指定席券売機、みどりの窓口などでできます。
特急北斗のグリーン車と普通車指定席は、どちらにもそれぞれのよさがあります。
少し特別な気分でゆったり過ごしたい日や、到着後にも元気に観光を楽しみたい日は、グリーン車を選ぶと移動時間そのものを楽しみやすいでしょう。
一方で、予算を旅先の食事や宿泊、観光に回したい場合は、普通車指定席でも快適に北海道の車窓を味わえます。
乗車時間、予算、座席での過ごし方を考えながら、自分にぴったりの席を選んでみてください。
早めに予約すれば希望の座席を選びやすくなるので、旅の予定が決まったら空席を確認してみると安心です。
