友人や家族とサイゼリヤに行くと、会計時に「どう割る？」と戸惑うことがあります。
そんなときに便利なのがセルフレジの個別会計です。
慣れていないと不安に感じるかもしれませんが、実は手順はとてもシンプルです。
この記事では、初めての方でも使いやすいように、実際の流れをわかりやすく紹介していきます。
サイゼリヤのセルフレジとは？
セルフレジの基本機能
セルフレジは、レジの列に並ぶことなく、自分自身で会計を完了できる便利な端末です。
会計専用のタッチパネル式の機械で、操作に慣れていない人でも使いやすい構成になっています。
食事を終えたあとに伝票のバーコードをスキャンし、画面の案内に沿って支払いまで完了できます。
レジスタッフと直接やりとりせずに済むため、対面の手間を省きたい人や急いでいる人にとって便利な手段です。
また、混雑しやすい時間帯でも、スムーズに会計を終えられる点も大きなメリットです。
セルフレジは店舗の出入り口付近に設置されていることが多く、目につきやすい場所にあります。
実際に使ってみると、その手軽さに驚く人も多いです。
割り勘・個別会計はできる？
セルフレジでは、1人ずつ伝票を持って、それぞれのタイミングで会計を済ませることが可能です。
人数が多くても、まとめて支払う必要はなく、各自で自分の注文分だけを支払える仕組みになっています。
このため、レジ前で「誰がいくら？」といった計算ややり取りをする必要がなくなります。
割り勘というよりは、それぞれが「自分の分を自分で支払う」形式です。
飲み会やグループランチなどでも、スムーズに清算できるため、とても実用的な仕組みです。
初めて使う場合でも、伝票をかざすだけで操作が始まるので、迷わずに個別会計を進めることができます。
導入されている店舗の見つけ方
すべての店舗にセルフレジがあるわけではありません。
セルフレジが導入されているかどうかは、店舗の規模や立地によっても異なります。
入り口付近やレジ周りにセルフレジ端末があるかをチェックするのが基本です。
端末はコンパクトな設計のものが多く、案内表示やタッチパネルが目印になっています。
また、セルフレジを積極的に活用している店舗では、入り口に「セルフ会計対応」などのポップや張り紙があることもあります。
店舗によっては設置されていないこともあるため、事前に公式サイトや地図アプリの店舗情報欄を確認しておくのがおすすめです。
電話で問い合わせると確実に確認できます。
現金やキャッシュレスの対応状況
セルフレジによって使える支払い方法は異なる場合があります。
現金のみ対応の端末もあれば、クレジットカードやコード決済など、キャッシュレスに対応している店舗も存在します。
一部では、現金とコード決済の併用ができるレジもあり、選択肢が広がっています。
クレジットカードでは、VISAやMastercardなど主要ブランドが利用できることが多いですが、すべてのブランドに対応しているとは限りません。
QRコード決済は原則として利用できませんが、一部の商業施設内店舗などでは例外的に使える場合があります。
ただし、対応状況は店舗や端末によって異なるため、セルフレジの画面表示や付近の掲示をチェックしてから操作を進めましょう。
使いたい支払い方法がある場合は、会計前に一度確認しておくと戸惑いを避けられます。
セルフレジでの個別会計のやり方
セルフレジの個別会計手順
各自が伝票を持ってセルフレジに向かいます。
レジ前に到着したら、まず画面の指示をよく確認しましょう。
「スタート」や「会計を始める」といったボタンが表示されている場合があります。
それを押すと、伝票のバーコードを読み取る画面に切り替わります。
伝票のバーコードを、レジの読み取り部分にかざしてスキャンします。
バーコードが読み取られると、画面にその伝票の注文内容が表示されます。
メニュー名や数量、合計金額が表示されるので、自分の注文と合っているかをチェックしてください。
内容に問題がなければ、「支払いへ進む」ボタンを押して決済画面に移ります。
ここから先は支払い方法の選択画面となり、現金やキャッシュレスの中から選ぶことができます。
初めてでも落ち着いて進めば、迷うことなく完了できます。
伝票の見方と使い方
伝票には、テーブル番号や料理名、単価、注文数量、合計金額が記載されています。
一番下にはバーコードが印字されており、これをセルフレジで読み取ることで会計が開始されます。
レジの読み取り機は、画面の下部や端末の側面に設置されていることが多いです。
バーコードの向きが違うと読み取りに時間がかかる場合もあるので、まっすぐにかざすのがコツです。
読み取りが成功すると、自分の注文内容が画面に表示されるため、内容に間違いがないかを確認しましょう。
他の人の伝票と混ざっていないかも、この段階で確認しておくと落ち着いて操作できます。
不明点があれば、店員を呼ぶこともできますので、無理に進めず確認しながら操作しましょう。
人数が多いときの注意点
複数人で来店した場合は、それぞれが自分の伝票を持ってレジに並ぶのが基本です。
とくにグループ利用では、誰がどの料理を注文したのかをあらかじめ把握しておくと、スムーズに会計できます。
注文内容が似ている場合や、同じメニューを頼んでいる場合は伝票の区別がつきにくくなることもあります。
そのため、レジに向かう前にテーブル上で伝票の内容を見比べながら、誰の注文かをはっきり確認しておくと安心です。
伝票が混ざってしまうと、会計の際に金額が違ってしまうこともあり、思わぬ手間が発生してしまいます。
とくに忙しい時間帯では、後ろに並んでいる人への配慮も必要です。
あらかじめ準備しておくことで、全員がスムーズに支払いを済ませることができます。
QRコード決済の使い方
QRコード決済を使う場合は、対応しているセルフレジで「コード支払い」や「スマホ決済」などのボタンを選びます。
選択後、画面に表示されたコードを、各自のスマホ決済アプリで読み取ります。
ただし、現時点ではサイゼリヤのセルフレジにおいて、PayPayや楽天ペイなどのQRコード決済は、基本的に利用できない店舗が多くなっています。
一部の商業施設内店舗などでは導入されている可能性もありますが、全店対応ではないため注意が必要です。
決済方法として選択肢に表示されない場合は、QRコード決済には対応していないと考えてよいでしょう。
コードが表示された場合は、該当するスマホ決済アプリで読み取って支払いを進めます。
うまく読み取れない場合は、スマホの画面の明るさを上げたり、角度を調整して試してみるとスムーズに認識されることがあります。
不安な場合は、会計前に店舗スタッフにQR決済対応の可否を確認するのがおすすめです。
QR決済が使えると、現金不要で小銭のやりとりがなくなるため、よりスムーズに会計が完了します。
支払い方法とお得な使い方
現金・カード・コード決済に対応？
現金はほとんどのセルフレジで対応しています。
小銭や紙幣の投入口があり、案内表示に従って入れるだけで支払いが完了します。
カードやコード決済については、端末や設置店舗によって対応状況が異なります。
クレジットカードはVISAやMastercardのほか、一部JCBにも対応していることがあります。
コード決済では、PayPayや楽天ペイが使える場合もありますが、未対応のケースも見られます。
支払い方法に迷った場合は、端末横の案内パネルを確認すると手順がわかりやすくなります。
レジ横の説明表示には、対応ブランドや使い方が図入りで示されていることもあります。
事前にどの支払い方法を選ぶかを決めておくと、スムーズに操作できます。
支払い画面のタッチ操作ガイド
画面はタッチパネル式で、初めての方でも感覚的に使える構成になっています。
最初に「支払いを始める」ボタンを押すと、注文内容が表示されます。
続いて、支払い方法の選択肢が並び、現金・カード・コード決済などから選ぶことができます。
画面には、各手順ごとに説明が出るため、慌てずに進められます。
途中で操作に迷ったときは、「戻る」ボタンをタップするとひとつ前の画面に戻れます。
操作時間に制限があることもあるので、なるべくスムーズに進めるように意識するとよいでしょう。
クーポンやポイントは使える？
紙のクーポンは、支払い画面の指示に従って、専用の読み取り機にかざすことで利用できます。
割引額がその場で反映され、合計金額に自動で反映されます。
アプリ会員限定のクーポンがある場合は、スマホ画面に表示されたバーコードを読み取り機にかざします。
ポイントの利用については、会員登録や連携が必要なこともあり、条件は店舗や端末によって異なります。
ポイント残高を確認してから支払うことで、無駄なく使うことができます。
利用できるかどうか不安なときは、事前に画面表示や店頭の案内をチェックしておくのがおすすめです。
セルフレジを使うときの注意点
操作に困ったときのヘルプ呼び出し方法
近くに店員がいない場合でも、セルフレジには呼び出しボタンが付いています。
端末の操作に迷ったときや、画面が進まないと感じたときは、すぐにボタンを押して店員を呼びましょう。
焦って操作を続けると、画面がタイムアウトしたり、思わぬエラーになることがあります。
呼び出しボタンは、画面の近くや支払い口の横に配置されていることが多いです。
どこにあるかわからない場合は、周囲を見渡すか、レジ近くの案内表示を参考にすると見つかります。
落ち着いて対応することで、会計操作を続けやすくなります。
複数人で注文したときの対処
注文が混ざりやすいグループ利用では、伝票の確認がとても大切です。
誰がどの料理を注文したのかを把握していないと、支払い時に混乱してしまうことがあります。
とくに似たような注文内容がある場合は、あらかじめテーブルで伝票を照らし合わせて確認しておくのがおすすめです。
誤って別の人の伝票を持ってレジに行ってしまうと、会計がややこしくなることがあります。
また、同じテーブルでシェアした料理がある場合は、合計金額を分けて支払う必要が出てくることもあります。
その場合も、先に割り勘の方法を話し合っておくと、レジ前で慌てることなく会計を終えられます。
トラブルが起きたときの対処法
支払いエラーが起きた場合
セルフレジを操作していると、まれに画面が反応しなかったり、バーコードの読み取りがうまくいかないことがあります。
そんなときは、慌てずに操作を中断しましょう。
無理に画面を押したり、繰り返し読み取りを行うと、処理が混乱する場合もあります。
近くの店員を呼ぶことで、状況を確認して対応してもらえます。
また、タイムアウトと表示された場合や、金額が違って見えるときも、同じように店員に伝えてください。
セルフレジは便利な反面、トラブルが起きたときには人のサポートが必要になる場面もあります。
会計後に内容を修正したいとき
支払いを終えたあとで注文内容にミスがあることに気づくこともあります。
そんなときは、発行されたレシートを持ってすぐに店員に相談しましょう。
支払った時間帯や席番号、伝票の内容などから確認してもらえることがあります。
たとえば、他の人の伝票を読み取ってしまった場合なども、すぐに申し出れば対応してくれるケースがあります。
後からでは確認が難しくなる場合もあるので、気づいたらすぐに声をかけるのがポイントです。
実際に使ってみた体験談
初めてセルフレジを使った人の声
「最初はドキドキしたけど、意外と簡単だった」という感想が多く寄せられています。
「ボタンがわかりやすくて、スマホ感覚で使えた」といった声もよく見られます。
中には、「画面の案内が丁寧で、迷わずに操作できた」といった意見もあります。
「列に並ばなくて済んだのがありがたかった」という感想もありました。
使ってみた人の多くが、「思ったよりも快適だった」と感じているようです。
個別会計に挑戦した事例
「4人で行ってそれぞれの伝票を持って会計したら、とてもスムーズだった」という体験談があります。
「混んでてもレジ待ちが少なくて助かった」といった実例も見られました。
「それぞれが自分で支払ったから、あとで割り勘の計算がいらなかった」といった意見もあります。
「初めてでも戸惑うことなく使えた」との声もあり、導入のしやすさを感じている人が多いです。
一度体験すると、次回から不安なく使えるという意見がさらに増えています。
よくある質問（FAQ）
Q. 領収書は発行できる？
A. 支払いを終えると、レシートが自動的に発行されます。
このレシートが領収書として使える形式になっています。
必要な場合は、宛名の記入欄が用意されていることもあります。
日付や宛名が印字された正式な領収書が必要な場合は、店員対応が必要になることがあります。
また、領収書が不足していた場合には、店員に相談することで再発行が可能なケースもあります。
忘れずに確認しておくと、戸惑うことが少なくなります。
Q. 個別にポイントは使える？
A. セルフレジでは、ほとんどの店舗でポイントの利用はできません。
画面に「ポイント利用」の選択肢が表示されないことが多いため、使えない前提で準備しておくのが無難です。
アプリやカードを提示する方式には対応していない場合が多く、画面に「ポイント利用」の選択肢が表示されないこともあります。
対応しているかどうか不明な場合は、支払い前に店員に確認するのがおすすめです。
Q. 支払い後にミスに気づいたら？
A. 会計後に内容のミスに気づいたら、レシートを持って店員にすぐ伝えましょう。
時間が経つと確認が難しくなることがありますが、早めに申し出れば対応してもらえる可能性が高いです。
支払い後でも、相談できることがあるため、まずは声をかけて確認してみてください。
まとめ：サイゼリヤのセルフレジを使いこなそう
セルフレジを使えば、レジの列に並ぶ時間を減らすことができて、会計がとてもスムーズになります。
自分のペースで会計できるのも、セルフレジならではの魅力です。
さらに、個別会計にも対応しているので、友人や家族との外食でも手間がかかりません。
それぞれが自分の分を支払えるため、割り勘でモメる心配も少なくなります。
伝票の扱い方や支払い方法を覚えておけば、戸惑うこともなくなります。
一度使ってみると、その便利さがよくわかります。
次回の来店時には、セルフレジをより自然に使えるようになります。
