デッドリフトは、
同じ100kgでも、
体重や性別が変わると、
受け取り方がかなり変わります。
SNSで見た数字だけで、
自分はまだまだかも、
と思いやすいテーマですが、
比べ方をそろえるだけで、
今の立ち位置はかなり見えやすくなります。
この記事で分かることは、
次の3つです。
- 体重別で見たときの、すごいライン。
- 100kg、150kg、200kgの見え方。
- 体重の2倍や1RMの考え方。
数字の見方が分かると、
目標の立て方も、
かなり決めやすくなります。
はじめに:デッドリフト何キロからすごい?最初に結論だけ知りたい人へ
まず強いのは何キロから?一般ジム目線のざっくり基準
いちばん先に、
大まかな線だけ書くと、
- 男性なら体重の1.5倍前後
- 女性なら体重の1.25倍前後
がまず強いかどうかを見る、
ひとつの目安になりやすいです。
ここを超えると、
一般のトレーニング層の中では、
かなり印象に残る数字になります。
一方で、
体重の2.5倍や3倍になると、
同じジムでかなり上の層として見られやすくなります。
大切なのは、
いきなり別格の数字だけを、
目標にしないことです。
まずは今の体重に合った、
1段上のラインを見ると、
前に進みやすくなります。
数字が大きい人だけを見ず、
今の自分から届く節目を見ると、
続けやすさも変わってきます。
かなりすごいのは何キロから?体重比で見る早見結論
体重比で見ると、
男性は
- 2.0倍でかなり強い
- 2.5倍でかなりすごい
- 3.0倍で別格、
という見方がしやすいです。
女性は
- 1.25倍でかなり強い
- 1.75倍でかなりすごい
- 2.0倍を超えると、
かなり印象の強い数字
になります。
2.5倍まで届くと、
かなり限られた層です。
ただし、
倍率だけで決めると、
体重帯によって少しズレます。
そのため、
この記事ではまず倍率、
次に体重別の実数、
という順に整理していきます。
この記事でわかること:体重別目安・100kg/150kgの位置づけ・比較前に見ておきたいポイント
このテーマで迷いやすいのは、
何キロがすごいかだけではなく、
その数字を、
どの条件で見ればよいかです。
たとえば、
- 100kgはすごいのか
- 150kgは上級なのか
体重の2倍は本当に基準なのか、
こうした疑問は、
見方をそろえないと答えがぶれます。
ここでは、
- 体重別の目安
- 重量別の見え方
- 年齢での受け取り方
- 通常デッドと相撲の違い
- 推定1RMの考え方
までひとつずつ整理します。
デッドリフトの『すごい』はどう決まる?先に基準の見方を整理
1RMとは何か:1回だけ挙げられる最大重量で比べる理由
デッドリフトの基準で、
よく使われるのが1RMです。
これは、
1回だけ挙げられる、
いちばん重い重量のことです。
何kgからすごいか、
という話も、
多くはこの1RM前提で、
比べられています。
5回できる重さや、
8回できる重さでも、
今の水準は見えますが、
基準表と合わせるなら、
1RMにそろえるほうが、
ズレが少なくなります。
毎回、
いちばん重い1回を試さなくても、
普段のセットから、
おおよその1RMを出す方法もあります。
そのため、
実測がない人でも、
十分に比べやすいテーマです。
体重比とは何か:体重の1.5倍・2倍・2.5倍の意味
デッドリフトは、
絶対重量だけで見ると、
体格差の影響を受けやすいです。
そこで使いやすいのが、
挙上重量を体重で割る、
体重比の考え方です。
- 体重60kgで120kgなら、
体重の2倍です。 - 体重80kgで120kgなら、
1.5倍です。
同じ120kgでも、
見え方が変わるのは、
このためです。
体重比を知っていると、
見た目の数字だけに引っぱられにくく、
自分の現在地を落ち着いて見やすくなります。
軽い体重で大きな数字を出す人は、
相対的にかなり強い、
と受け取られやすいです。
一方で、
体重が重い人は絶対重量が伸びやすく、
軽い人は倍率が高く見えやすい、
という特徴もあります。
体重別の実数表が必要な理由:倍率だけではズレることがある
体重比はとても便利ですが、
それだけで決めると、
実際の基準表とは少しズレます。
たとえば、
体重70kgの男性で、
2.5倍なら175kgですが、
公開されている体重別基準では、
近い数字が少し前後します。
女性でも同じです。
体重60kgの1.75倍は105kgですが、
体重別の表では、
その近くで別の見え方になることがあります。
そのため、
ざっくり確認は体重比、
最終確認は体重別、
この2段階で見ると、
かなり分かりやすくなります。
数字を断言したい場面ほど、
倍率だけでなく、
体重帯に合う実数を、
いっしょに見るほうが、
納得しやすいです。
数字に迷ったときは、
倍率でざっくり見てから、
体重別の表へ戻る、
この流れがかなり使いやすいです。
一般ジム基準と競技基準は別物という前提
何キロからすごいか、
という話がややこしくなるのは、
一般のジム基準と、
競技の上位層の基準が、
同じように語られやすいからです。
一般ジムで、
体重の2倍や2.5倍は、
かなり目立つ数字です。
けれど、
競技の上位層では、
さらに高い数字が並びます。
この2つを混ぜると、
今の自分を低く見積もりやすくなります。
普段の練習で使う目安と、
競技で通る数字は、
別のものさしとして持っておくと、
かなり整理しやすいです。
普段のトレーニングの目安なら、
一般ジム寄りの基準で十分です。
大会を目指す人だけ、
競技寄りの見方を重ねる、
という順番のほうが、
受け取りやすいです。
結論早見表:体重比で見る『すごい』の目安
男性は何倍から強い?1.5倍・2倍・2.5倍・3倍の見方
男性の場合、
体重の1.5倍を超えると、
まず強い側と見られやすいです。
2倍まで届くと、
継続して鍛えている印象が強くなり、
2.5倍はかなり目立つ数字です。
3倍になると、
一般のトレーニング層では、
かなり限られた水準です。
体重60kgなら180kg、
70kgなら210kg、
80kgなら240kgが3倍なので、
数字の大きさも一気に変わります。
- まずは1.5倍
- 次に2倍
- そのあと2.5倍
という階段で考えると、
目標を置きやすくなります。
女性は何倍から強い?1.25倍・1.75倍・2倍超の見方
女性は、
1.25倍を超えると、
かなり強い側に入ってきます。
1.5倍でも十分に目立ちますし、
1.75倍はかなりすごい、
と言いやすいラインです。
体重50kgなら、
62.5kgで1.25倍、
75kgで1.5倍、
87.5kgで1.75倍です。
体重60kgなら、
75kg、90kg、105kgと、
区切って見やすくなります。
女性100kgは、
体重帯によって受け取り方が大きく変わります。
50kg台ならかなり高く、
70kg台でも十分に強い数字です。
このあたりは、
後の体重別で詳しく見ていきます。
『まず強い』『かなり強い』『かなりすごい』を言い分ける目安
言い方を分けると、
読み手に伝わりやすくなります。
目安としては、
- まず強い
- かなり強い
- かなりすごい
- 別格
の4段階が使いやすいです。
男性なら、
- 1.5倍前後でまず強い
- 2倍でかなり強い
- 2.5倍でかなりすごい
- 3倍で別格
です。
女性なら、
- 1.25倍
- 1.5倍前後
- 1.75倍
- 2倍超
という流れで見ると、
まとまりやすいです。
この表現なら、
- 100kgしかない
- 150kgもある
という極端な見方になりにくく、
自分の体重に合わせて、
位置をつかみやすくなります。
男性の体重別目安:何キロからすごいかを体重別に見る
50kg台〜60kg台の目安:100kg・140kg・150kgの見え方
体重50kg台の男性では、
100kgの時点で、
かなりしっかり鍛えている印象です。
120kgを超えると、
周囲から見ても、
強い人と感じられやすくなります。
60kg前後では、
100kgは通過点に近くなりますが、
140kgや150kgまで届くと、
かなりすごい側です。
体が軽いぶん、
150kgという数字は、
体重比でも高く出やすく、
見た目以上に大きな価値があります。
軽量級は、
絶対重量だけでなく、
倍率の高さにも注目すると、
今の立ち位置をつかみやすいです。
70kg台の目安:100kg・150kg・170kgはどの位置か
体重70kg台は、
いちばん比較されやすい帯です。
この帯で100kgは、
まだ伸ばしやすい入口です。
150kgまで届くと、
かなり強い印象が出てきます。
170kg前後になると、
かなりすごい、
と言いやすくなります。
180kgまで見えてくると、
ジム内でも、
上の層に入る印象です。
200kgに乗ると、
一般目線ではかなり目立ちます。
70kg台の人は、
100kg、140kg、170kg、
という節目で考えると、
進み方が分かりやすいです。
最初の目標を140kgに置き、
その次を170kgへ進める形にすると、
数字の上がり方も追いやすくなります。
80kg台〜90kg台の目安:180kg・200kg・210kgの評価
80kg台では、
150kgでかなり強い側、
180kg台でかなりすごい、
200kgを超えると、
かなり印象の強い数字になります。
90kg台では、
200kgが大きな節目です。
180kgでも十分高いですが、
210kg前後まで来ると、
一般ジム基準では、
かなり上の層です。
220kg、230kgまで届くと、
別格寄りの見え方になります。
体重が重いほど、
絶対重量は上がりやすいです。
そのため、
80kg台と90kg台では、
150kgの見え方が少し変わる、
という点も押さえておきたいです。
100kg以上の目安:重い体格での『すごい』のライン
体重100kg以上になると、
デッドリフトの数字は、
さらに大きくなりやすいです。
ただし、
重い体格だから自動的に高く出る、
という単純な話でもありません。
100kgの体重で、
200kgに届けばかなり強い、
230kg前後からかなりすごい、
250kgを超えると、
かなり目立つ数字です。
体格が大きい人ほど、
周囲から高い数字を期待されやすく、
見られ方も少し厳しくなります。
そのため、
重い体格の人は、
体重比だけでなく、
同じ体重帯の実数表と、
両方で見るほうがしっくりきます。
女性の体重別目安:女性は何キロからすごいと言われやすいか
40kg台〜50kg台の目安:80kg・100kg前後の位置づけ
体重40kg台の女性では、
80kg前後でかなり強い印象が出ます。
90kgまで届くと、
かなりすごい、
と言いやすい数字です。
50kg台では、
80kgでも十分に高く、
90kgを超えると、
かなりしっかり鍛えている印象です。
100kg前後まで来ると、
一般ジム基準では、
かなり目立つ数字になります。
女性の軽い体重帯では、
100kgという数字の重みが、
かなり大きいです。
この帯で3桁に乗ると、
体重比でもかなり高くなります。
60kg台〜70kg台の目安:100kg・120kgはどれくらいか
体重60kg台の女性では、
100kgが大きな節目です。
ここまで来ると、
かなり強い、
という印象がはっきり出ます。
110kg台に入ると、
かなりすごい側です。
70kg台では、
100kgでも十分に高いですが、
120kg前後まで届くと、
かなり上の層に入る見え方です。
130kgが見えてくると、
かなり限られた数字です。
この帯は、
100kgが通過点か、
目標の到達点かで、
見え方が大きく分かれます。
自分の体重に合わせて、
ひとつ上の節目を置くと、
目標設定がしやすいです。
- いま90kg前後なら100kg
- その次に110kg台
- さらに120kg台
と刻む見方も使いやすいです。
80kg以上の目安:体格が大きい場合の評価の見方
体重80kg以上の女性は、
絶対重量が上がりやすい一方で、
周囲からの見られ方も、
やや高めになりやすいです。
そのため、
100kgだけではなく、
120kg、130kg、140kgと、
少し広い幅で見るほうが合います。
80kg台なら、
100kgでも十分に高いですが、
130kg前後まで来ると、
かなりすごい印象です。
90kg台では、
140kg前後が大きな節目になります。
体格が大きい場合は、
体重比だけでなく、
同じ体重帯の実数表も見ることで、
今の位置をつかみやすくなります。
体格が大きい人ほど、
見た目の印象で判断されやすいので、
実数表に戻って見る習慣があると、
数字の受け取り方がぶれにくくなります。
女性100kgはすごい?体重別に見た答え
女性100kgは、
どの体重帯でも、
軽く見てよい数字ではありません。
ただし、
40kg台や50kg台と、
80kg台や90kg台では、
受け取り方に差があります。
50kg台なら、
100kgはかなり目立ちます。
60kg台でも、
しっかり高い数字です。
70kg台では十分に強く、
80kg台以上でも、
立派な到達点として見やすいです。
つまり、
女性100kgは多くの体重帯で高く、
50kg台〜60kg台では、
かなり目立つ数字と見やすいです。
そのうえで、
体重帯まで添えると、
さらに伝わりやすくなります。
よく検索される重量別の答え:100kg・150kg・200kgはすごい?
デッドリフト100kgはすごい?男女別・体重別の答え
100kgは、
男性では体重帯によって、
入口にも節目にもなります。
50kg台や60kg台なら、
かなり高く見えやすく、
80kg台や90kg台では、
まだ途中の数字として見られやすいです。
女性では、
100kgはかなり存在感のある数字です。
50kg台ならかなり目立ち、
60kg台でも十分高く、
70kg台以上でも、
しっかり評価されやすいです。
つまり、
100kgは誰にとっても同じ意味ではなく、
男性の軽量級、
女性全般では、
かなり価値が高い数字です。
デッドリフト150kgはどのレベル?一般層と筋トレ経験者での見え方
150kgは、
男性にとって、
かなり強いかどうかの境目になりやすいです。
体重60kg台や70kg台なら、
かなり高い数字に入ります。
80kg台以上でも、
十分に鍛えている印象が出ます。
女性で150kgになると、
かなり限られた水準です。
一般ジムでは、
かなり強いどころか、
かなり上の層として見られやすいです。
一般の感覚では、
150kgはかなり高いです。
ただし、
競技の映像や上級者の発信に慣れている人ほど、
見慣れてしまいやすいので、
比較相手をどこに置くかが大切です。
デッドリフト200kgは別格?競技寄りの視点も含めて解説
200kgは、
男性ならかなり目立つ数字です。
体重70kg台での200kgは、
かなり上の層ですし、
80kg台や90kg台でも、
十分に別格寄りの印象があります。
女性の200kgは、
一般ジム基準では、
かなり限られた数字です。
競技の世界まで視野に入る、
かなり大きな到達点として、
見られやすいです。
200kgは、
一般層では別格寄り、
競技の上位層では通過点になることもある、
という二面性があります。
どの世界で比べるのかを、
先に決めておくと、
受け取り方がぶれにくいです。
『体重の2倍』は本当にすごいのか
体重の2倍は、
かなり分かりやすい基準です。
男性なら、
かなり強い、
と見やすいラインです。
女性でも、
かなり高い水準として、
十分に使いやすい目安です。
ただし、
2倍だけで全部を決めるのは、
少し乱暴でもあります。
軽量級ではかなり高く見えやすく、
重い体格では、
実数表と少しズレることがあります。
そのため、
体重の2倍は、
ひとつの大きな節目、
と受け取るのがちょうどよいです。
最終的には、
体重帯ごとの実数も見て、
今の位置を確かめると、
納得しやすくなります。
年齢も加味すると見え方は変わる:20代〜60代以降の考え方
若年層での目安と中高年での目安が違う理由
デッドリフトの基準は、
年齢によっても見え方が変わります。
20代や30代の基準で、
50代や60代をそのまま比べると、
やや厳しく見えやすいです。
年齢が上がると、
高重量に向かう進め方や、
数字の伸び方も変わりやすいです。
そのため、
若い層と同じ数字だけを追うより、
年齢も含めて受け取るほうが、
実際の感覚に近づきます。
同じ120kgでも、
20代の見え方と、
60代の見え方では、
かなり違ってきます。
この点を知っておくと、
数字の見方が整いやすくなります。
年齢込みで『すごい』を判断したほうがよいケース
年齢込みで見たほうがよいのは、
長く続けている人や、
再開したばかりの人、
同年代の中で比べたい人です。
たとえば、
若いころに比べて落ちた、
という見方だけだと、
今の数字を低く感じやすいです。
けれど、
同年代の中で見ると、
十分に高い数字であることも多いです。
また、
無理に若年層の数字だけを追うと、
練習全体が続きにくくなることがあります。
年齢込みで見ると、
今の目標が決めやすくなります。
週ごとの数字だけでなく、
3か月単位での伸びも見ると、
見方を整えやすくなります。
同じ重量でも評価が変わる具体例
同じ100kgでも、
20代女性と60代女性では、
見え方が変わります。
同じ150kgでも、
30代男性と60代男性では、
受け取り方が同じではありません。
そのため、
SNSで見た数字を、
そのまま自分に重ねないことが大切です。
年齢、体重、性別、
この3つをそろえて見るだけで、
数字の意味がかなり分かりやすくなります。
年齢は補足情報に見えますが、
数字の印象を変える要素として、
かなり大きいです。
比較前に知っておきたいこと:同じ『何キロ』でも条件が違う
通常デッドリフト・相撲デッドリフト・ヘックスバーは分けて考える
デッドリフトといっても、
- 通常の引き方
- 相撲デッドリフト
- ヘックスバーでは、
動きの特徴
が違います。
そのため、
同じ数字でも、
そのまま横並びにはしにくいです。
通常のデッドリフトは、
背面側の使い方が強く出やすく、
相撲は足幅や体の近さの面で、
別の得意不得意が出ます。
ヘックスバーは、
バーの位置自体が違うため、
数字の出方も変わりやすいです。
「何kgからすごいか」を比べるなら、
まず同じ種目かどうかを、
そろえて見ることが大切です。
さらに、
ヘックスバーはバー自体の重さも、
通常のバーベルと前提が違うため、
数字だけで並べず、
何を使った記録かまで、
そろえて見るほうが分かりやすいです。
バー込みの重量か、プレートだけの重量かを確認する
意外と見落としやすいのが、
バー込みかどうかです。
ジムでは、
プレートだけを足して話す人もいれば、
バー込みで話す人もいます。
通常のバーベルは、
20kgとして扱われることが多いです。
そのため、
プレートだけで100kgと、
バー込みで100kgでは、
実際の総重量が違います。
比較するときは、
バー込みの総重量かどうかを、
そろえるだけで、
数字の受け取り違いを減らしやすくなります。
実測1RMと推定1RMは同じではない
1RMには、
本当に1回だけ試して出した実測と、
5回や8回の記録から出した推定があります。
どちらも目安として使えますが、
まったく同じではありません。
推定1RMは、
日ごとの調子や、
回数の得意不得意でも、
少し変わります。
回数が得意な人は、
推定値がやや高く出ることもありますし、
重いシングルが得意な人は、
逆に低く出ることもあります。
そのため、
推定1RMで基準表を見るときは、
おおよその位置をつかむ、
という使い方が向いています。
ジムの自己ベストと大会で通る記録は別である
ジムでの自己ベストは、
大きな励みになります。
ただし、
大会では通る形の条件が決まっていて、
少しでも
- 立ち切れていない
- 途中で下がる
- 太ももで支える
といった場面では認められません。
そのため、
ジムでの自己ベストが、
そのまま大会基準の数字になる、
とは限りません。
大会を視野に入れるなら、
通る形で挙げることも、
数字と同じくらい大切です。
一般のトレーニングなら、
まずは今のジムの数字で十分です。
競技に近づく段階で、
通る形へ寄せていく、
という流れで考えると、
受け取りやすいです。
1RMがわからない人向け:今のセット数から目安を出す方法
5回・8回・10回から1RM目安を考える
1RMを測っていない人でも、
普段のセット数から、
おおよその位置は見られます。
たとえば、
100kgを5回できるなら、
1回だけの重さは、
それより上になるはずです。
8回や10回できる重さも、
ひとつの手がかりになります。
回数が増えるほど、
推定値は少し揺れやすくなりますが、
今の立ち位置を見るには十分です。
いきなり極端に重い1回へ行くより、
普段のセットから、
今の目安を出していくほうが、
多くの人には使いやすいです。
推定値を見るときのコツ:過大評価しにくい考え方
推定値を見るときは、
よい条件の1回だけで決めず、
最近の複数回の記録で見るほうが、
数字が落ち着きやすいです。
たとえば、
100kgを5回できた日と、
95kgを8回できた日があるなら、
両方から見た位置を重ねると、
今の目安がつかみやすいです。
1日の出来だけで判断すると、
数字がぶれやすくなります。
推定値は、
目標づくりには十分役立ちます。
ただし、
きっちりした記録として比べるなら、
実測のほうが分かりやすい、
という違いは押さえておきたいです。
普段のトレーニング記録を比較に使う方法
トレーニングノートや、
アプリの記録があるなら、
そこから十分に見直せます。
見るポイントは、
重量、回数、セット数、
そしてその日の引きやすさです。
同じ100kgでも、
3回が重い日と、
5回が軽く感じる日では、
次の目標が変わります。
数週間ごとに見返すと、
伸び方の傾向もつかみやすいです。
記録があると、
他人と比べる前に、
前の自分と比べやすくなります。
こうした見方は、
長く続けるうえで、
かなり役立ちます。
昨日の自分より、
少し前へ進めたかを見るだけでも、
数字の見え方は変わってきます。
よくある疑問
デッドリフト100kgできれば十分と言える?
100kgが十分かどうかは、
体重や性別、
目指す方向で変わります。
けれど、
ひとつの節目として見るなら、
100kgはかなり分かりやすい到達点です。
女性なら、
多くの体重帯で、
十分に高い数字です。
男性でも、
軽量級ならかなり高く、
中量級でも立派な通過点です。
そのため、
100kgできたら、
まずは胸を張ってよい数字です。
体重の2倍は誰にとっても同じ意味なの?
体重の2倍は、
便利な基準ですが、
誰にとっても同じ意味ではありません。
軽い体重ではかなり高く見えやすく、
重い体重では、
そこまで別格に見えないこともあります。
また、
男性と女性でも、
2倍の重みは少し違います。
そのため、
2倍だけで結論を出すより、
体重帯と性別を添えて、
今の位置を見るほうが、
しっくりきやすいです。
女性で体重の2倍は現実的?どのくらいの位置づけ?
女性で体重の2倍は、
かなり高い水準です。
誰でもすぐ届く、
という位置ではありません。
ただ、
競技寄りの人や、
長く続けている人では、
目指す価値のある数字です。
体重50kgなら100kg、
60kgなら120kgです。
どちらもかなり目立つ数字で、
一般ジムでは、
強い人として見られやすいです。
目標にしやすいかどうかは、
今の立ち位置から、
どれだけ距離があるかで考えると、
整理しやすいです。
何回挙がるかと1回だけ挙がる重さは、どちらで判断すべき?
基準表と比べるなら、
1回だけ挙がる重さが基本です。
ただし、
普段の練習では、
3回、5回、8回の重さのほうが、
ずっと身近です。
そのため、
普段は回数付きの記録を見て、
位置を比べるときだけ、
1RMに近い形へ置き換える、
という使い方が分かりやすいです。
どちらか一方だけでなく、
役割を分けると、
数字が扱いやすくなります。
筋トレ歴が短くても『すごい』といえるラインはある?
あります。
筋トレ歴が短い人は、
経験者と同じ数字で考えると、
自分を低く見やすいです。
でも、
始めて数か月で体重の1倍、
その先で1.25倍や1.5倍へ進めば、
十分に立派です。
大切なのは、
長く続けている人と、
始めたばかりの人を、
同じものさしで見ないことです。
筋トレ歴が短い段階では、
前月より伸びたかどうかが、
かなり大きな意味を持ちます。
まとめ:あなたの体重なら何キロを目標にするとわかりやすいか
まず強いラインを決める
最初に置きやすいのは、
まず強いラインです。
男性なら体重の1.5倍前後、
女性なら1.25倍前後を、
ひとつの目安にすると、
遠すぎない目標になります。
このラインは、
今の自分が、
どこまで来たかを見るにも使いやすいです。
あと少しなのか、
もう超えているのかが見えるだけで、
取り組み方も変わってきます。
次に『かなり強い』『かなりすごい』を段階で決める
次は、
かなり強い、
かなりすごい、
という2段階を置きます。
- 男性なら2倍、2.5倍
- 女性なら1.5倍前後、1.75倍前後
という形で分けると、
目標が細かく見えます。
いきなり別格の数字だけを見ると、
遠すぎて動きにくくなります。
だからこそ、
体重比で階段を作って、
1段ずつ進める見方が合います。
比較条件をそろえて、自分の記録を正しく見る
最後に大事なのは、
同じ条件で比べることです。
- 通常デッドか、
相撲か、
ヘックスバーか。 - バー込みか。
推定1RMか、
実測1RMか。
この条件がそろうと、
数字の意味がかなり見えやすくなります。
数字そのものより、
条件がそろっているかどうかで、
受け取り方はかなり変わります。
何キロからすごいか、
という問いに、
たった1つの答えはありません。
でも、
体重、性別、年齢、
条件をそろえて見れば、
あなたにとってのちょうどよい目標は、
かなりはっきりしてきます。
体重別の目安を土台にして、
- まず強い
- かなり強い
- かなりすごい
この順で階段を作ると、
数字との距離感がつかみやすくなります。
