結婚式の準備はワクワクする一方で、費用やアイテム選びに迷う方も多いですよね。
この記事では「おしゃれに見せたいけどコストは抑えたい」と思う花嫁さんに向けて、100均アイテムを活用した結婚式カンペと装飾アイデアを紹介します。
身近にあるものを工夫して使うだけで、統一感のある空間や心に残る演出が叶います。
初心者の方でも取り入れやすい方法をまとめましたので、最後まで読めば具体的な準備のヒントが見つかります。
おしゃれに見せつつ費用は控えめに
「高見え」をかなえる考え方
結婚式は大切な一日だからこそ、見た目にもこだわりたいものです。
でも、全部を豪華にすると費用がかさみます。
そんなとき頼れるのが100均アイテムです。
ちょっとした工夫で、リーズナブルでも雰囲気のある空間に仕上げられます。
小物の配置や素材選びを意識するだけで、安価なアイテムでも上品に見せることができます。
テーブルや壁にアクセントを取り入れることで、写真映えする演出も可能になります。
100均で揃える/揃えないの見極め
全てを100均で用意する必要はありません。
ベースになる小物や装飾は100均を活用し、写真に残るメイン部分は少しこだわるのがおすすめです。
たとえば、テーブルクロスやメイン装飾はレンタルや専門ショップを利用し、小物や補助的な飾りは100均で揃えるとバランスが取れます。
使う場所ごとに「見せたい部分」と「補助的な部分」を意識して分けると、全体がぐっと引き締まります。
この工夫で、手軽さと華やかさを両立させることができます。
テーマづくりとスタイル設計
人気テイスト別:取り入れ方のコツ
ナチュラル、クラシック、モダンなど、テーマごとに合うアイテムを選びましょう。
ナチュラル系なら木目調や麻素材を取り入れると温かみが出ます。
小瓶やウッドプレートなども相性がよく、優しい雰囲気を演出できます。
クラシックならゴールドやレース、パール調の飾りを合わせると上品な雰囲気に近づきます。
フレームやキャンドルスタンドを組み合わせると、華やかさもアップします。
モダン系ならモノトーンやシンプルなラインを意識し、ガラスやメタリック素材を添えると洗練された印象になります。
さらに、ボヘミアンやガーデン風などトレンドを取り入れたスタイルも人気です。
ドライフラワーやグリーンを多めに飾れば、自然体でおしゃれな空間が演出できます。
100均にはさまざまな素材や色味があるので、テーマに合わせて自由に組み合わせると準備も楽しく進みます。
会場の雰囲気と色味をリンクさせる
式場の内装やテーブルクロスに合わせた色を選ぶと統一感が生まれます。
カーテンや椅子のカバーなど、常設の要素にも注目すると全体のイメージがまとまりやすくなります。
100均のカラーバリエーション豊富なリボンやペーパーで、簡単に色味を調整できます。
カラーに合わせた小物を取り入れるだけでも、空間が洗練された印象に変わります。
さらに、テーブル装花やゲスト席の小物と合わせて色をリンクさせると、空間全体がまとまりやすくなります。
アクセントに使う色は、メインカラーとのバランスを考えて選ぶと写真映えもしやすくなります。
リボンやタグ、メニューカードなど細かな部分に同じ色を使うと、より統一感が生まれます。
ナプキンや席札に色を揃えるのも、ちょっとした工夫で印象をアップできるポイントです。
100均アイテムの選び方
ショップ別(Seria/Daiso/Can★Do)の売り場ヒント
Seria:
ラッピング・紙もの・手芸売り場が狙い目です。
- デザインペーパー(ニュアンスカラー/ヴィンテージ系)
- クラフト紙
- オーガンジー
- サテンのリボン
- レースシール
- 透明バッグ
などが並びます。
木製アートフレームは実例投稿での活用が多く、
アレンジしやすいという声が見られます。
Daiso:
造花・フラワー売り場とフレーム売り場をチェック。
単品のフラワーステムや花びら、ミニブーケが豊富で、卓上装飾やブーケ補助に向きます。
B4やA4などの大きめサイズのポスターフレームの取り扱いが確認できます。
ボードづくりに流用しやすいサイズ感です。取扱いは地域や時期によって異なる場合があります。
紙ものではレースペーパーやラッピング資材も充実しています。
Can★Do:
フォトフレーム売り場に木製やウッド調のフレームが多く、落ち着いた雰囲気の装飾に合います。
A4〜B5サイズ、2L判などサイズ展開があり、公式ネットショップでフレームの一覧を確認でき、サイズやテイストを画面上で見比べやすい構成です。
ナチュラル系のファブリック小物と組み合わせやすいラインナップです。
それぞれのショップは店舗ごとにラインナップが異なることもあるので、複数店舗を回って比較すると新しい発見につながります。
季節アイテム・新作のチェック方法
季節ごとに新しい商品が並ぶので、式の日程が近づいたらこまめにチェックすると素敵な掘り出し物が見つかります。
- 春にはフラワーモチーフや淡い色合いのペーパー
- 夏にはマリン系や涼しげなガラス素材
- 秋には落ち着いたブラウン系や木目調、
- 冬には雪やクリスマスに関連したデコレーション
が登場することが多いです。
入荷は店舗や時期により異なります。
新作は人気が高く品切れが早い場合もあるため、気に入ったものは早めに確保しておくとよいでしょう。
入荷状況は店舗によって差があるため、複数店を見比べると進めやすくなります。
失敗しない!おしゃれに見せるための色選び
全体を3色以内でまとめるとまとまりやすくなります。
メインカラー・サブカラー・アクセントカラーを決めて揃えていくと、初心者でもバランスよく仕上げられます。
さらに、白やベージュなどのベースカラーを多めに使うと落ち着きのある印象になります。
アクセントカラーはリボンや小物に取り入れると華やかさが増し、写真にも映えやすくなります。
【保存版】装飾に使える100均アイテムアイデア集
テーブル周りで映えるアイデア
- ランチョンマットをテーブルランナー代わりに
- 小瓶を並べてミニフラワーベースに
- グラスにカラーサンドを入れてキャンドルホルダー風に
- レースペーパーを敷いてアクセントに
ウェルカムスペースのつくり方
- 写真立てをリメイクしてウェルカムボードに
- フェイクグリーンや造花を散りばめて華やかに
- LEDライトを忍ばせて柔らかな雰囲気を演出
- ウッドボックスやかごを使って高さを出す
プチギフト演出に使える小物
- ラッピング袋やリボンで統一感を演出
- クラフトタグに一言メッセージを添える
- 小瓶やキャンディポットをアレンジしてミニギフトに
- ミニバスケットやオーガンジー袋で可愛らしくラッピング
メイン席・フォトブースの工夫
- ペーパーファンやガーランドで背景を彩る
- LEDキャンドルで雰囲気をアップ
- フェイクフラワーやグリーンを組み合わせて華やかさを追加
- フォトプロップスを手作りしてゲストに楽しんでもらう
カンペ(進行メモ)を作る手順
読みやすいレイアウトとサイズ感
A6やはがきサイズくらいが持ちやすくおすすめです。
文字は大きめに、行間をあけることでスムーズに読みやすくなります。
さらに、余白をしっかりとると視線の移動が少なくなり、読み間違えも減ります。
色ペンで見出しを強調したり、太字にするだけでも、視線がスムーズに移動して話しやすくなります。
見出しと本文のバランスを工夫することで、初心者でも読みやすいカンペが仕上がります。
また、スピーチ用のカードはキーワード形式でまとめると視線の移動が少なく扱いやすいという解説もあり、同じ考え方を取り入れるとより落ち着いて進めやすくなります。
タグや付箋でめくりやすくする
見出し部分に色付き付箋を貼ったり、マスキングテープで目印をつけておくと、本番で慌てずに済みます。
さらに、色や柄の異なる付箋を使い分けると、セクションごとの目印としてよりわかりやすくなります。
また、角を少し折ってしおり代わりにしたり、ラベルシールを使って段ごとに分けるとさらに便利です。
タブ付きのインデックスシールを使えば、めくる位置がすぐに見つかり、進行中でもスムーズに確認できます。
紙の種類を変えてページごとに厚みを持たせるのも、めくりやすさを高める工夫になります。
ページの端にパンチ穴をあけてリボンやリングで綴じておくと、めくるときの手間が少なくなります。
100均素材でつくる見本テンプレ
- 厚紙を台紙にしてカード型に
- リボンで綴じて冊子風に
- 透明ポケットに差し込んで持ちやすく
- ミニリングファイルに入れてめくりやすく
- デコレーションシールで表紙にアクセントを
- クラフトペーパーに印刷して、手作り感のある仕上がりに
- ポストカードサイズにして複数ページを束ねるスタイルも人気
- 表紙に布や紙を貼ってブックカバー風にアレンジ
- 見出し用にカラーペーパーを挟んで区切るとより実用的
当日のミニキット
100均でそろう補助ツール一覧
- 付箋やメモ帳(追加の一言に)
- ミニクリップ(紙をまとめる用)
- 両面テープやマスキングテープ
- 小型ハサミやカッター(切り貼りの調整に)
- ペンやカラーマーカー(書き足し用)
- 透明ポケットやクリアケース(紙を保護する用)
持ち運びやすい収納の工夫
ジップ付きポーチにまとめておくと、バッグの中でも散らからず便利です。
さらに、用途別に小さな袋で仕分けて入れておくと、取り出しやすく迷わず使えます。
色付きポーチを使えば、中身が一目でわかりやすくなりおすすめです。
また、中身が見える透明ケースを使えば、どの道具がどこにあるか一目瞭然です。
タグ付きのポーチにすると、内容がすぐに分かり、複数人で共有する場合にも役立ちます。
さらに、使用頻度が高いものは手前に、予備や予想外に備えたアイテムは奥にと、配置を工夫しておくと、必要なときにサッと取り出せます。
差し替え・書き足しの手順
急に追加したい内容があっても、付箋に書いて挟めばすぐに対応できます。
見やすい色を選んでおくと、どこを追記したかもすぐに分かります。
さらに、カード型のメモを用意しておけば、まとめて差し替えることも可能です。
日付や用途ごとに色分けしておくと、必要な情報をすぐに見つけられます。
ちょっとした書き足しも、専用のペンとクリップがあればすぐに準備できます。
カラーペンや細字のペンを使えば、読みやすくて丁寧な印象になります。
これなら式の進行もスムーズで、落ち着いて対応できます。
実例と仕上げのチェック
SNSで映える配置と撮り方
背景はなるべくシンプルに整えておくと、小物が際立って写真全体が映えます。
たとえば白や生成りのクロスを使ったり、シンプルな布を背景に敷くだけでも雰囲気が変わります。
そこにアクセント小物を前面に配置することで、視線が集まり印象的な写真に仕上がります。
スマホ撮影でも光の当たり方や角度を工夫すれば、十分おしゃれに記録できます。
自然光を取り入れたり、低めの角度から撮るだけでも雰囲気がぐっと変わります。
“盛りすぎない”整え方
飾りをたくさん置きたくなる気持ちはありますが、詰め込みすぎると全体がまとまりにくくなります。
余白を残してバランスを見ると、見やすく落ち着いた印象になります。
たとえば飾る予定の小物を一度すべて並べてから、数点引いてみるとちょうどよい仕上がりになります。
アイテムは色や素材をそろえるだけでも、すっきりとした雰囲気になります。
最終確認チェックリスト
- 色味がバラバラになっていないか
- ゲストから見て読みやすい配置か
- 本番用の予備を用意したか
- カメラに映る角度や光を事前に試したか
- 全体を撮影してバランスをチェックしたか
まとめ
低コストでも統一感は作れる
結婚式はどうしても費用がかさみやすいですが、100均アイテムをうまく取り入れれば予算を抑えながらも統一感のある装飾が叶います。
たとえば、色味を揃えたリボンやクロスを使うだけで雰囲気は大きく変わります。
小物をテーマカラーでまとめると空間全体に一体感が生まれます。
無理に高価なものを揃えなくても、工夫次第で十分素敵な印象に仕上げられます。
自分たちらしさを形にする
市販品をそのまま使うのも良いですが、ひと工夫加えるとふたりらしさがより伝わります。
クラフトタグに手書きでメッセージを添えたり、写真や思い出のアイテムを取り入れたりするのもおすすめです。
会場の一角に思い出の小物を飾るだけでも、ゲストにとって印象的な空間になります。
少しのアレンジが「オリジナル感」を作り出す鍵になります。
表示どおりの取扱いを忘れずに
100均アイテムは種類が豊富ですが、それぞれに使い方の表示があります。
特にラッピング用品や装飾パーツは素材によって扱い方が異なるため、準備の前にパッケージをよく確認しましょう。
事前に確認しておくことで、当日も落ち着いて準備や進行ができます。
表示を参考にして、自分たちの用途に合わせた活用を心がけると進めやすくなります。