最近のテレビで、自宅のバルコニーを工夫して装飾し、
快適な場所として楽しんでいる人たちが取り上げられています。
近頃、「○○ニスト」という言葉が流行していますが、
バルコニーにたくさんのアイテムを配置して楽しむ「バルコニスト」と、
必要最低限のもので暮らす「ミニマリスト」では対照的なスタイルと言えるでしょう。
私はどちらかといえばミニマリスト寄りですが、
バルコニーを美しくすることで人々の幸福につながるのなら、それも素晴らしいことだと思います。
ただし、屋外アイテムのメンテナンスが難点です。
外に置くものは劣化しやすく、掃除も一苦労。
デコレーションを楽しむのは良いですが、その後の維持管理も十分に考えておくことが大切です。
室内と屋外、どちらも快適なリビングスペースに
バルコニストとは、自宅のバルコニーにソファや椅子を配置して、リラックスや食事を楽しむことで、
屋外にもう一つのリビングを作り出すことです。
キャンプブームもありましたが、自宅で手軽に外の開放感を楽しむのは魅力的ですね。
しかし、多くのマンションのバルコニーはスペースが限られており、
物であふれていることも少なくありません。
また、あまり景観が良くない場所では、家具を置く意義に疑問を感じることもあります。
さらに、室内にすでにソファやダイニングセットがあるのに、
屋外用にもう一組家具を購入するとなると、
費用がかかるだけでなく、物が増えることで掃除やメンテナンスの手間も増えてしまいます。
バルコニーの掃除の手間を考える
個人的には、バルコニーには何も置かないシンプルなスタイルが好きです。
なぜなら、掃除が得意ではないからです。
実際、何も置かなくてもバルコニーは意外と汚れます。
家具を置くと、それ自体の掃除が必要になる上に、家具を動かしての掃除も手間がかかります。
特にウッドデッキなどは見た目は素敵ですが、
隙間にゴミがたまりやすく、掃除が大変です。
普段気にしないなら問題ありませんが、たまに家具をどけてみると、
枯れ葉や髪の毛、虫の死骸がたくさんあることに驚くかもしれません。
屋内外兼用の家具やアウトドアグッズを活用
私のおすすめは、室内専用・屋外専用にこだわらず、
どちらでも使えるアイテムを選ぶことです。
例えば、我が家では大きなソファの代わりにビーズクッションを使っています。
これをバルコニーに持ち出すことで、屋外でもリラックスできます。
バルコニーでビーズクッションを使う際には、
レジャーシートを敷いてその上に置くと、室内と同じ快適さが得られます。
こういった軽くて持ち運びやすい家具は、いろいろな場所で使えるのが大きなメリットです。
テーブルに関しては重いものだと持ち運びが難しいですが、
キャンプ用の折りたたみテーブルを使うと便利です。
折りたためばコンパクトに収納でき、実際のキャンプでも活躍します。
まとめ
専用のものより、用途が多岐にわたる「兼用」製品の方が好きです。
例えば、以下の特徴を持つ家具が理想的です:
- 軽くて持ち運びが楽
- コンパクトに収納できる
- 防水性がある
これらの条件を備えたアイテムなら、室内だけでなくバルコニーやアウトドアでも使えます。
こうしたアイテムを選ぶことで、持ち物を最小限に抑えながら、お金や時間を節約できます。
物が増えれば増えるほど、自由も制限されがちです。
SNSやメディアで気になるアイテムがあっても、
その必要性や長期的な価値をしっかり考えてから選びましょう。
心から価値があると感じたものは、自分の幸福のために積極的に取り入れてくださいね。